H.pylori(ピロリ菌)と胃癌

H.pylori(ピロリ菌)とは 1993年ロビン・ウォーレンとバリー・マーシャルによって発見されたらせん菌の一種であり、萎縮性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍や胃癌などの消化器病変やその他の疾患に関連しているとされています。

H.pylori(ピロリ菌)の除菌療法

抗生物質による除菌療法により胃潰瘍、十二指腸潰瘍の発生を防ぐことができるほか、胃がんの発生を抑制したり、胃MALTリンパ腫も治癒することが示されています。

そのほか、消化管病変以外に皮疹、特発性血小板減少症などの疾患も除菌によって良くなることがわかっています。

萎縮性胃炎はH.pylori(ピロリ菌)感染が原因となっているものがほとんどで、萎縮性胃炎を背景に胃がんが発生すると考えられています。

H.pylori(ピロリ菌)関連萎縮性胃炎は保険診療で除菌できます。

長期持続感染が胃がん発生と関与する可能性が指摘されており、検診などで萎縮性胃炎を指摘されたかたや、H.pylori(ピロリ菌)感染を指摘されたかたは除菌治療をおすすめします。

また、H.pylori(ピロリ菌)は家族間感染が多いため、ご家族の検査や除菌治療も考えたほうがよいかもしれません。

くわしくは医師またはクリニックのスタッフにご相談ください。